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新反応の開発

 複雑な分子の合成は、ひとつの反応を極めただけでは達成できません。合成戦略と戦術をうまく整合させながら、多段階の変換を進めていく必要があります。しかし、時として既存の方法論の組み合わせだけでは全く歯が立たない「難敵」も存在します。当研究室では、そのような化合物の合成を可能とする、あらたな方法論の開拓に積極的に取り組んできます。1つの新しい方法論が開発されると、これまで困難であった分子変換が非常に簡単に行えるようになることがあります。これまでに開発した自慢の反応をご覧下さい。


不斉1,2-転位反応

グリコシル化反応(メタロセン法)

シクロプロパン化

ベンザインの新発生法

ベンザインの付加環化反応

アリール C-グリコシド化(OC-グリコシド転位反応)

ひずみ環の反応(ベンゾシクロブテンの環拡大反応)

ひずみ環の反応(シクロブテンの化学)

ピナコール環化反応(フェナントレン誘導体の合成)

ヒドロアルミニウム化反応(3級アルコールの合成)

フラボノイドの化学(カテキンオリゴマーの合成)

生体触媒を用いる合成(非対称化による不斉合成)

カルボメタル化反応(ジルコノセン反応剤の特性)

ニトリルオキシドとβ-ジケトンの縮合環化反応

分子内ベンゾイン生成反応

スピロイソキノリン骨格形成(オルトキノンアセタールの分子内環化)